スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

ダウントン・アビー(劇場版)

人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」が劇場版になりました。

ドラマ版の感想とかこの辺
elve.hateblo.jp

公式ページ
downtonabbey-tv.jp

予告

映画『ダウントン・アビー』1月10日(金)公開/予告編

イギリスの上流階級とそこで働く人たちの、意地と誇りのドラマ・・・なのかな?

ファイナルシーズンにしてようやくみんな幸せに終わったと思ったら、国王がダウントンにやってくることに!
ダウントンのみんなはこのイベントを無事乗り越えられるのか!?

面白かったです。

上映してる映画館が近くになくて調布まで行ったら駅前の広場で
「はい、だから皆さんは生き延びなくてはいけません」
「頑張っていきましょう!!」
とか声かけてる団体がいて怖かったですが、なんとなく生き延びようと思いましたw

なんか若者多いなぁって思ったら成人の日だったんですね(;´Д`)

お腹ぐるぐる言ってて怖いので映画はポップコーンなし。帰りにカレー食べて帰ってきました。(ぐるぐるぐる)
明日からも頑張ろう。

私は親水性(意味違う)

水を出して、水を扱って手を洗って蛇口を閉める。
手を拭く
→蛇口周りがビシャビシャになりませんか?

家の台所には2〜3日おきに交換して洗濯してる手拭き用のタオルと、放置されてるフリーのタオルがあります。
マルセイはフリーのタオルで蛇口周りを拭くのですが・・・汚くね? と思ってしまいます。自然乾燥万歳!!(関東ローム層の恐ろしさを忘れる)

うちは雑巾とかフリーのタオルは使い捨てで限界まで洗わないのです。
蛇口周り拭く用のタオルを用意してメンテすればいいのかなぁ・・・めんどい。

大人になるのはどんな時?

今週のお題「二十歳」

はてないい加減に・・・

またである。
またはてなのお題の表記と中身が違うのだ。
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「大人になるのはどんな時?」と「二十歳」では書く内容が全く変わってくるだろうっつの!!
私の記事のタイトルと見出しイラストの書き文字の相違とは訳が違うのだぞ(^◇^;)

大人になる時

さすがにもう大人なんだろうな・・・。主に母親から可愛くない子供らしくない子供として扱われていたので、いつ大人になったのかがよくわからない。
母からの心ない言葉を、意味なんてないんだな、嫉妬だと思った時だったろうか、泥酔して抱きついてくる父親に性的なものを感じて嫌悪した時だろうか、「産まれましたか! 男の子!!」祖母が電話の受話器を持ちながらそう言って弟の誕生を知った時だったか・・・。兄への憧れから来ていたコンプレックスが溶解し、絶望に変わった時だったか。
初めて男とセックスした時だったろうか。最後に男とセックスした時だったろうか。
どれもこれも昔の話で、「子供だったなぁ」と思う。

今、私は大人になっている自信がない。もう42歳だというのに。自身のある種の子供っぽさを自覚もしている。割と大人の部分もあると思っている。
この「大人」は人と揉めないでやり過ごすことか。

きっと、子供がいたら24時間年中無休で「大人」でいなくてはいけないのだろうな。そうしたら大人に「なる」のかもしれない。
でも、両親は大人になりきれないまま私を育てていたのだろうなぁとも思う。

弟と話す時、私はちょっと別の人格になるからアレに近いのかな、と想像する。全部合理的に考えて、よく悩む弟(若禿)に喝を入れて、決めたら後悔なんてするんじゃないよ、と背を叩く。
普段の私は感情に振り回されて、自分で決めたことだって後悔しまくりで、人に喝入れるような人間ではない。どちらかといえば泣いてる人の横で一緒に泣くタイプだ、と思ってる。

相対する人間の「理想の〇〇」を演じようとするのが大人なのかな? 演じ切れるかどうかは別にして。
でも子供だって、親の理想の子供を演じようとするよな。できないことの方が多いけど。

何が大人と子供を分かつのか、私にはわからない。人を傷つけることは大人になってからの方がはるかに多い気がする。
子供の頃は親が「仲直りしなさい」と手を引いてくれたが、今は人が離れていくし、自分も人から離れることができる。それが責任を取ってることになるのだろうか。
わからない。

二十歳

私の通っていた中学校から、高専に進学するのは私が初めてだった。そのせいなのか、成人式の新成人代表としてスピーチをさせられた、叔母が市役所に勤めていたからかw あの頃はまだコンタクトが高かった。晴れ着なのに眼鏡で垢抜けてなかった気がする。悔やまれる。せっかく若さという一番の武器を持っていたのにw

18で男とセックスするようになった。20の時・・・どうだったかな、たぶん二番目の男とセックスした頃だな。二股かける気はなかったけど、結局最初の彼とより戻すような感じになった。その後、就職して、家を出て、寂しくて他の男にも手を出し始めるのだが二十歳の話ではないか。
彼の部屋ではいつもFMラジオがかかっていてMe & Myの 「Dub-I-Dub」なんかが流れていた。


ME & MY - DUB-I-DUB (HQ)

この頃もう双極性障害だったと私は思っている。なんなら中学生くらいの時から。
言い訳する気はないけど、私は人より衝動を抑えるのが困難なタチだったのだ・・・そして私は・・・男にひどく惚れっぽいのだ・・・。
言い訳だったw

母とか猫とか家族とか

母が入院している。動脈瘤で人工血管に置き換える手術をするのだという。

彼女は子供を育てるのが下手だったんだと思う。3人産んだがどの子も結婚できない。家庭を再生産できない。みな末代。
情は深いが忙しいのでメンタル過干渉で放置である(他に手段がないのだろう)。
いや、男子の家事はわりとするのか。私と暮らすと家事をしない私にイラついてしまうようだ。
面倒は見るが教育ができないタイプなのかなぁ・・・。そんなわけで、子はもれなく母に相談なくして何もできない人間に育ち、兄も弟も人生スポイルされながら実家(母)から離れることができないのだ。父もか。

さて、そんなダメンズメーカーの彼女の性質が、どうも人間以外の生き物には快適なようなのだ。*1
実家に帰るたび鉢植えの植物は増え、花をつけ、彼女にもらわれたネコは肥満になりつつも20年近く生きたのだった。

「ネコは満腹中枢が働くから食べたいだけ食べればいいのだ。イヌはダメだけど」
というようなことを母が言っていた。本当かは知らない。
歯以外は健康だったのに食事できなくなり若くして餓死させられた私のウサギと思わず比較してしまう。最後は骨と皮だけになって可哀想なことをした。
どう考えても実家の猫たちの方が幸せだったろう。

家の中で2匹は好き放題に追いかけっこをして快適な場所を見つけては丸くなっていた。

ネコは姉妹で、シャム猫の血が入った雑種だった。
ナオは美人で愛想が良くて誰の膝にでも乗り、毛がめちゃくちゃ抜ける子だった。よく鳴く。うるさいくらいよく話すネコだった。
チェリーは顔に傷のように白く線が入っており、強面に見えた。毛はそんなに抜けないけど人に触られることを嫌い、寡黙なネコだった。

チェリーは最後まで貰い手がなく、うちにやってきたんだったと思う。
弟が名前だけでも可愛い名前をとチェリーとつけた。彼は確か小学生だったはずだ。

私の記憶では我が家で飼うとしたらイヌ、そしてそれはいらない、と断固としてペットの飼育を反対していた父がいたはずなのだが、実家を出て比較的早い時期にネコをもらったと聞いた気がする。
「チェリーも本当は抱っこして欲しいんだよ」
父はよく腕を血塗れにしてチェリーを抱いていたw 何かを投影してたんだろう。

人に甘えてゴロゴロいうナオを遠くからじっと見つめてるチェリーというような構図が多かったように思う。

私はネコたちにとって、たまに実家に現れる変な人ポジションで付き合っていた。ナオはドアを開けても絶対に家から出ようとしないネコで、チェリーはなにここ? とお出かけしたがるネコだった。実家でやることがないとチェリーと散歩に出かけるのが私は好きだった。小さなリードを買って。田舎なので猫の散歩はよく笑われた。

「ナオもチェリーもお母さんが大好きだもんねー!?」
っとネコたちに話しかける母を見ると、なんとなく可哀想になった。
多分、子供である私は彼女の求める「大好き」という感情を彼女に持っていなかった。もちろん嫌いではないが。


私にとってネコ達は我が家の変化の象徴だった。
私が育った家は両親が不仲で父がアル中で貧乏でどうしようもない家だったのだが、弟が生まれてから家は豊かになった(ちょっと豊かになったから子供産んだ、が順番なんだろうけどw)。両親はあまり喧嘩しなくなり、飼育が無理だったネコが闊歩する家になったのだ。
私は弟が少し羨ましかった。
金と仲のいい両親とネコのいる家の子供だから。


「お父さんが暴れて二階から学習机投げつけてきたときあったじゃない? 割れた窓からアンタと(弟)で逃げたとき」
母がそんなこと言うので、それが1回だったのか複数回だったのかすら曖昧なまま相槌をうった。
「(弟)ね、覚えてるんだって。てっきり覚えてないだろうと思ってたのにね。だから、お父さんのこと、人が言うほどいい人じゃないのにってモヤモヤするみたいよw」
外面のいい父のことをそんなふうに言って喜ぶ母が苦手なのだが、それはそれとして、弟が「金と仲のいい両親とネコのいる家の子供」じゃなかったことに驚いた。


ナオが死んだ後、人・・・ネコが変わったように、チェリーは鳴くようになった。
「自己主張が激しくなっちゃって」と母は笑っていた。

チェリーが死んだ後、普段寡黙で酒が入ると饒舌になる父が素面でも良く喋るようになったというw

*1:ダメンズにとっても快適なのだろうがw