難しい話である(笑)
矛盾という限度を超えるのは夢の話。
今日見た夢の話。
家に一人で居る。
突然男が現れる。優しい笑顔。私の最初の男。
どこから入ってきたの? 元気だった?
ふんわりとした空気に流されてそのまま良い感じのムードになる。
男の首筋を舐めながらうっとりしていると
ヤケに野犬(なぜか野犬)の声が大きく聞こえる。
アンタ、ドア開けっ放しにした!?
慌てて窓の外を見る。
グラジオスがすごく綺麗で余計にやな予感がする。
部屋と台所の境目のガラス戸の向こうに黒ウサギが居る
よかった無事だ
向こうもほっとしたように見える。
引き戸を開けると、黒ウサギだと思ったのは小さな野犬だった
近くに居た大きな野犬が逃げていく
ウサギが
慌てて探すと上半身だけの白ウサギを見つける。
死んでるよなぁ
これは生きてないよなぁ
撫でてみたけど反応がない
ウチのは黒ウサギ
まだ生きてるかも
玄関を出るとそこに血だまり
ああ、死んじゃった
ウサギ死んじゃった
すごく悲しくて悲しくて
泣き叫んでるのに涙も声も出ない
頭の血管が切れそうなほど叫んでるのに声が出ない
どうしたの?
辛くて悲しくてどうしようもないのに男に伝えることができない。
あなたがちゃんと戸を閉めてくれさえしたら
苦しくて目が覚めた。
あの家にウサギは本当にいたのだろうか・・・。