スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

No.0192

なんというか相手の個人的な感情に対して批判したいわけでもないし、本人が呪い解けたって言ってるんだからそれでいい気もするけど、

その知らない人の死に対し、「大変だね、辛いね」と声をかけ続けられたことは、僕にとって「これは大変なことなのだ、悲しいことなのだ、辛いことなのだと思い込まなければいけない」という自我を形成させました。いわば、痛くもないのに痛さを自ら生み出してしまう状況と説明できるでしょうか。

おかしな話ですが、他人の想いのこもった記事を読んだことによって、いままで空っぽだった僕の母親という存在が補完され、実感としてその存在や亡くしてしまった悲しさ、空しさを感じることができるようになったのです。

幼い頃に親を亡くしたことによる「呪い」の解き方(僕の場合) | エアロプレイン - 雑学ブログメディア


呪いが「解ける」というより「成就」したように見える。
本当は空っぽの「母親」を「失うと可哀想なくらい大きな存在」にしたい他人の「呪い」を受け入れ「成就」させることができるようになったってことなのかなぁ。それはそれで、世間というかなんかそういうもん(大文字の他者?)に迎合される態度を手に入れた(社会適応できた)ってことなのかもなぁ。


この人の最初の「呪い」が「母の死」を「共有」したことによって発生してるんだし「共有」でレッツ シャナク*1ってのはちょい無理がある感じ。

*1:ドラクエの呪いを解く呪文