ありのーままのー
久々に映画を観たので衝撃を受けてるのか脳内で松たか子が歌いまくりです。
でも、歌詞は英語版の方がなんか姉の開き直り度が高い感じする。
The cold never bothered me anyway
「寒さなんか気にならねーよ」って歌詞が日本語では「少しも寒くないわ」になってて
「開き直り」より「やせ我慢」な感じになってるんだよね
英語の方がもういーだけ我慢したんだからいーだろ!!もーしらねーよクソが!!
って感じが出てル気がするw
「少しも寒くないわ」と言いつつ戸を閉めるアニメーションで終わるから余計に。
日本語版は「ありのままで」と言いつつ「私変わるのよ」って矛盾してて
なんつーか、「That perfect girl is gone」と言いきれない松たか子の品の良さというかwww
もっとストレートに、世間の冷たさなんかになやまねーぜと吹っ切れた引き籠り(あるいはその家族)を連想するのは私が引き籠りの兄によって実家の空気を悪くされているアナだからだろうかw
実家の空気は親が世間の目を気にするからだけどもなぁ、とか
実は
映画見てて一番泣いたのがアナが一目惚れ(?)したハンスとバカップルMAXラブラブ状態で歌う「とびら開けて」だったりしました。
誰しもそういう輝かしい日はあるわよね。
あったのよ、このサイドメニューババァにも(ノД`)シクシク、とwww
あー今私幸せじゃない(感じれる心理状態にない)んだなぁ、と
しみじみしつつハラハラと涙を流しておりましたwwww
『青天の霹靂』の予告の余韻が残っていたせいもあると思いたいwwww
開き直りからやせ我慢にしたっけか? した結果?
これって本当は姉を救うけなげな妹の物語だったのかも、と観終わって一息ついてから思ったですよ。
でも、姉の不思議な力をとても魅力的に描いたのが効いたのか
松の「やせ我慢」演技のたまものか、家族にすら理解されずに
孤独だった姉の自己実現(自己解放?)ストーリー的になったなぁ、と。
日本人堪え忍ぶ系好きだしなw
これで連想したのが『ガラスの仮面』の「カーミラの肖像」
本当は恐怖対象の吸血鬼として登場するカーミラに亜弓さんが
切なさを吹き込んで主役を食ってしまったアレです
まぁ、最初からWヒロインだったからエルザのは計算通りなのかもしれないけどねー。
でも子供だって、きゃーきゃー騒いでるアナより(いやそれは相応の魅力のあるキャラなんだけど)
エルザの方が超絶かっこいいししびれるあこがれるぅじゃないかなぁ、とか思ったです。