スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

No.0827 あさが来た 第2週

急に惣兵衛の母、菊と惣兵衛がはつを訪ねてくる。はつがなまめかしくなったので、と菊は「訳ありじゃありまへんやろなぁ」と聞く。まぁ、現代風に言うと「中古じゃねーよな」的な確認なんだと思われ、はつが思わず絶句し、それを傍観する惣兵衛。その場を見ていたあさは惣兵衛に姉が安心するように笑いかけて欲しいと嘆願するが一笑に付される。「女が指図するな」「でしゃばり」
姉の結婚を心配しつつ、新次郎からの文には大はしゃぎ。
気丈に親の決めた道しかない、その道を行くと言っていたはつが、その文を見て自分の許嫁が新次郎だったら良かったのに、とこぼす。
惣兵衛を見て不安になった母はベテラン女中のうめをはつに付けて嫁に出すよう提案。一度は却下されるが受け入れられる。
お転婆なあさを制御できるのはうめしかいない)


あさは新次郎に惣兵衛のことを教えて欲しいと文の返事を書くが、その字が汚すぎたためか不躾な内容だったためか2ヶ月経っても返事は来ないのだった・・・。


実はそのころ、新次郎の兄が労咳で倒れ、涙に暮れた母が鼻紙代わりにあさの文で鼻をかんだあげくびりびりに破いていたのだ。
文を復元して朝からの文だと知った新次郎は惣兵衛に会いに行く。
いつか母を殺す、自分は新次郎と違って女は嫌いだ、あの女は折檻しないといけない
惣兵衛から出てくる言葉に返事に困る新次郎。そこに兄の容態悪化の知らせがくる。


はつは嫁入り前に母に最後のお願いと、あさにはうめを付けるように頼む。
そうしていよいよ3日後に嫁入りと言うときに、新次郎とその父がやってきて、長男が亡くなったため、嫁入りを延期して欲しいと言いにくる。
弥生の終わり、姉のはつと付き人のふゆが大阪行きの船に乗って嫁に行くのだった。
半年後、あさの祝言の日、大阪に着いてみると新次郎は紅葉狩りにでかけていた。

感想

あさの廊下をドスドス歩くのがちょい辛い。男性の自然に出る音よりは機嫌悪い人がわざと出す足音に近くて心臓にわるい。


さすがに姉の許嫁を「白蛇はん」と呼ぶのはやめたようだ。元は自分の許嫁だしなwww 
姉の新次郎さんが良かった発言を重い方向に受け止めずに、お姉さんの許嫁のいいところを聞いてみよう! 的な発想で文を書くのが良いのか悪いのか。さすがに姉に文の書き方を聞くほど無神経じゃなくて良かった。


文と言えば、イギリスの五代才助から急に文が来ます。コレは子役時代に大阪でぶつかって、拳銃があさの袂に入ったので追いかけっこになった相手なんですが、なんで名前知ってるの、と。会ったのは加野屋じゃなかったっけ?!
なんかまぁ、後で出てきますから忘れんといてね、的登場の仕方でしたwww これであさは「訳あり」になったりするんですかね?


ここからネタバレはいります。


新次郎のモデルの人は妻が連れてきた女中との間に4人子供作ってるんですよ。だから、あさの付き人は若いふゆになるのだと思っていたら、うめ。
どこかで入れ替えるのかなぁ。当時の付き人、主人の意向でコロコロ変えられるのだったら、それも大変ですね。
来週の「初夜で緊張して夫を上手投げしてしまう」というどうしようもないエピソードがその後の連日朝帰りする夫、付き人との間に子供をこさえる夫とちゃんと生きる感じですかね。惣兵衛の台詞も「新次郎は女好き」ともとれるし。
セクシャルな部分は弱くて別の部分で繋がっている夫婦だったのかもなぁ、と。