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バツイチ40代女の日記です

No.0792 何故ドラマ『無痛』は残念だったのだろう

途中まで面白かったんだよなぁ。
最終回に台詞が多いドラマは失敗した感じがあるよなぁ。


早瀬刑事がミスキャスト? 医者コンビが大柄だったので余計小柄に見えてしまった。でも、全員大柄ってのもなぁ~。ただ最終回とかキャンキャン吠えながら拳銃を人に向けるウザい人っぽくなっちゃってて、声質の問題もあるのかなぁ。


主人公が死んだ妻の姉と同居してるってのがいまいちピンとこないというか、現実味がない。姉とできてるならわかるけど・・・。
たとえば開業医の家に婿で入って嫁が死んだけど病院は継いだのでとかならまだわかるんだけど・・・。(ってドラマ途中から観たからその辺の説明があったのかもしれない)
んで、主人公の実家っぽいところに義理の姉残して戻らない旅に出る、的な最終回もよくわからなかった。
確か、向かい合って刑事を続けると告げた早瀬の右肩を右手でぽんっと叩いていたのも不自然だった。慎重さ有るから余計になんか振り下ろす動作が大げさに見えてしまった。なんの意図のある演出だったんだろ? すれ違いざまって事だったのかなぁ? どうも失敗してるように見えるw


高島先生のストーカー、原作だと元DV夫らしいのがドラマだと元彼で、しかも早期に警察に相談しないあたりがちょっといろんなケース見てきたであろう職種なのに不思議というかちょっと頭悪い行動に見えてしまったよなぁ。


井原君とサトミちゃんは知能に問題はないのだろうか? なんか演技の感じが知的障害者っぽくてその辺はどういう設定だったんだろうなぁ、と。
全般的に登場人物の知能(?)が低そうに見えてしまう演出が多かった気がする。


白神先生は原作では(性癖が)弟の失恋の原因だったらしいのだがそれが無くなって、弟の心臓を移植したことになっていた。心臓悪い人が医者という激務に耐えられるのかなぁ? とか。弟死んで心臓貰ってから臨床に行ったってことか? よく心臓抑えていたから、自分が直接的な痛みに悩んでるってほうが説得力有ったかも? まぁ、弟を振って死に追いやった女が幸せ自慢みたいなことしてたら殺意沸くかもなぁ。


テレビ的に殺人を犯した者が海外逃亡したり無罪になったり脱走したりは許されないという判断があったのかもしれないが、物語の核は犯罪を憎む熱血漢の早瀬に「罪を犯した者に罰より治療が必要な場合がある」事を認めさせることだったんじゃ無かろうか。(刑法第39条的なものじゃなくても)
いや、原作読んでないんだけどもwwww


痛みや苦しみを感じないとしたら、もっと簡単に死ねるんだろうか?
やっぱり戸惑いながらも生きることに執着してしまうのだろうか。
私は強欲だから執着してそうな気もするなぁ。