ネタばれるよ
メアリー(貴族長女相続権なし)の元彼マシュー(貴族の遠縁)はラビニア(庶民?)と婚約。
メアリーはこのままだと父が死んだときに財産はマシューに相続されるために金のある嫁ぎ先を探す。彼女にはちょっとしたスキャンダルがあり、それを封じる意味でもリチャード(新聞王)と婚約。
8話がクズ話だったw
ロバート(メアリーの父)は、戦後嫁が構ってくれないので淋しくなってメイドに手を出しかける。→メイド辞職
ラビニアがスペイン風邪で寝込んでる間にメアリーとマシューがダンスしつつキスしてて、それをラビニアが見てしまう。→ラビニア病死
クズ親子である。
最終回 リチャードが可哀想だ!! リチャードが可哀想だ!!
リチャードは貴族の中へ飛び込んだ庶民(?)としては、マシュー、ブランソン(貴族次女と結婚した運転手)と比較しても一番の社会的、金銭的成功者。その成功は横暴な性格が起因している部分もあるんだろう。して、その性格故にメアリーに振られたわけだ。
メアリーから婚約解消の申し入れを受け、声を荒げたところマシューが来て殴り合いに発展するんだが、この殴り合いが意味分からん。なんか「マシューが自分の気持ちに気づいたらみんな幸せになるのに」とラビニア(故人)が言っていたぜ、みたいなこと言っただけで、マシュー激昂。これだと、殴ったマシューの方がよっぽど問題有りな性格に見えるのだが英語のニュアンスだと違うのか? 罪悪感で勝手に切れてる馬鹿男にしか見えないので、私がメアリーならリチャードがいいと思っちゃうよ!!w
リチャードの「私は君を愛していた。君が思っている以上に」みたいな歌詞みたいな台詞が切なかった。
メアリーは自分のミスで「貴族の女」としての価値を失ってしまった(と本人は思っている)。プライドの高い彼女が好きでもないリチャードと婚約したのはそれが原因。そのミスをマシューは自分が許す必要はない、と言う。これにより彼女のプライドを守ったのかなぁ、と。
だからプロポーズも「これからも一緒に」なんてほわっとした言い方ではメアリーはだめ出ししますwww この場面のメアリーはいい顔してる。「跪いてくれなきゃ答えない」www ねーちゃんいい性格してるワwww
連想余談
舞台裏特集みたいので、当時の貴族女性は、食事ごとに着替えて、ヘアセット、メイクそれだけで一日終わるわ、みたいな話をしていたのだけど、結局それが就職活動だし今の婚活と同じよねーと思いつつ、「かぐや姫の物語」観てても思ったけど、そういう全く生産性のない日々の中で芸術は育まれるのかもなぁ。