結構、酷評されてるのを観ていたのであまり期待せずに観たけど、いい感じでまとまってました。
アニメと違って短時間にまとめなくちゃいけないから、ある程度のストーリーの変更は仕方ないよね。後藤戦で敗退するところからの回想という見せ方は上手いと思った。
でも、文句言う方が得意なので気になった点
前提として主人公の俳優さんが苦手だ。あの顔駄目ww
寄生された人間が戦うときに、頭部に反動をつけるような動きをしているのがちょい気になった。
頭に粘土の固まりつけてそれを叩きつけるような動きね。
棒立ちの方がそれっぽい。
投石を弓矢に変えたのは、やはり改悪だと思う。
弓道部と結びつけたかったんだろうけど、それなら戦闘訓練発生とは違うスポーツの見学として野球部でも見学すれば済む話だと思う。あそこで弓も弦もミギーってのがもうなんか筋肉から発生する力と別で、「生物」としてのリアリティを壊している気がする。
「生物」としてのリアリティを壊すといえば異性のボディへの引っ越し(A→母に)。
原作の頭を乗っ取っても性別が違うとかなり勝手が違うというのがリアルだった。これならAを女性にした方がよかったのになーと思った。
島田が高校生に見えない。
主人公もこの役者さんも割と私の苦手な顔w
「この種を食い殺せ」は穏健派(?)の田宮が主人公に言うからよかったのに、後藤さんが田宮に言うんじゃなぁ・・・。んで、田宮さんは初耳です、みたいな反応で、パラサイトの食人(殺人)衝動の説目になってない・・・。後藤の「個性」のようにもとれてしまう。
田宮さんの雰囲気が凄くよかった。深津絵里さん。田村玲子はなしでこのままかな?
「誰かがふと思った」「みんなの命を守らなきゃ」とか1巻に出てくるあれこれをパラサイト側で言うのがなんか違うというか、パラサイトには是非大事なのは自分の命だけであって欲しいというか。
そういう群れの中で「種の将来」を考えた田宮が異質なので。
完結編はどうしようかなぁー。観に行こうかなぁ〜。