過去の名作的なモノを読もうと思ったのだけどなかなか読み進められなくて、本読む集中力無くなったなぁと思いながら方向変えて借りてきた2冊がさくっと読めたw
翻訳とか古めかしい表現の本ってのは、同じ頭でもちょっと別のところ使うのかもなぁ。
行間とか1行の文字数の問題かもしれないがw
桐島、部活やめるってよ
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 文庫
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だから宏樹がより救われない感じもする。
一生懸命やっても何もできないかもしれないから最初から何もしない、という感じで、最後は桐島にお前は違うから部活に戻れよと話そうと決意する。映画だと宏樹もなんか始めれるかもしれない感じがあったと思う。映画を観た後、私は、宏樹は桐島に野球(部活)真剣にやってみるよ、みたいなことを言いたかったのではないかと思った。たぶん桐島の部活に関しては触れないだろうな、と。親友なのに直接教えてもらえなかった退部のことは。
そういう、親友なのに、彼女なのに、どうしてよ!? みたいのも映画の方が強く描かれていた。
実果に関しては父の再婚相手である継母と自分を置いて父親と継母の連れ子である姉が死んでしまい、母親が壊れたという、逆にこれでお話一つ作れちゃうような設定がアンバランスにも感じられて、映画で詳しくやらなくて正解かな、とか。
よくぞあそこまでキャラと話をまとめたなぁ、と思う。
ハイコントラストで印象的な映画版に対して柔らかなタッチの原作。面白くて一気に読んでしまったが、どのキャラがどういうポジションだったかとかは絵で見せられる方がわかりやすいなぁ。
逆にわかりやすい映画版を先に観てしまったから混乱してるのかも。
部活と帰宅/運動部と文化部/上と下/恋と夢 そういうモノを一気に見せれるから映像は強いのかも。
文章は・・・文章の良さがあってしみじみしたけどね。実果の話が重すぎてちょっと引きずった。
化物語(上)
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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やっぱり、こうやって最初からキャラが立ってて、時系列いじりながらキャラの紹介のようにイベントが発生していくのは読んでいて楽しいなぁ。
元ネタ分からないネタも、読み方分からない単語もたくさんあったけど雰囲気読了w
するがモンキーの最後の方だけアニメで観たことがあって、アニメの方が戦場ヶ原さん駿河さんにきついことを言っていたような気がした。
絵と音で聞いたからそう感じただけかもしれないけど。
実際の男性を言い負かしたりすると、いじけたり不機嫌になったりして、面倒きわまりないのだけど・・・アララギさんは大人だなぁ〜と思った。
戦場ヶ原さん、5kgくらいで歩くのもままならないって状態らしいのに大量の文房具を身につけていて大丈夫なんだろうか、というのが最初にあって最後までもやもやしたw
自分が太ってきたから余計に気になったのかもしれないw