スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

No.800 サウンド・オブ・ミュージック

まぁ、わかりやすい名作です。


ちゃんと観たことがなかった。面白かった。
んと、ストーリーはジェーン・エア的修道女・家庭教師から奥様へ話。
目玉は7人の子供達と歌声。スパイスはナチスドイツ?
ジェーンエアは1847年刊、トラップ・ファミリー合唱団物語は1949年。
100年くらい経っても女の人生は大して変わってなかった、的な(違う)
100年かけて夢物語を実現した、とか?(違う)


ミュージカルだからかもしれないけど、テンポが凄く良い。
3時間近くあるのに疲れずに観ることができた。
子供達が心を開くまでも、最初こそ悪戯されるけど、割とあっさり打ち解ける。
トラップ大佐との関係もあっさり改善。
トラップ大佐の婚約者も割とあっ(略。
そういう心理的な駆け引きじゃなくて歌が売りだし、歌が本当に素晴らしくて観ていて気持ちいい。


やっぱワルツ踊ったりしてた。やっぱ基礎教養の踊りってのが理解できんw



新婚旅行から帰ってくるタイミングと、最後の修道院に逃げ込んだことと、ラストの山道を行くシーンがちょっと引っかかった。
修道院行かずにまっすぐ逃げた方が早いと思う(がその場合、国境で捕まっていただろう)。
実際には結婚して11年くらいしてから亡命らしい。子供も増えてたみたいよ?


トランク一つ持たずにスイスへの山道を行く(?)ラストもちょっっとなんかなぁ・・・。
何でかよくわからないけどトラップ一家が冬山に入っていく場面で終わると思い込んでいて、それは完全に全滅フラグだよなぁと疑問だったのだが、青々とした下草が生えてるような山道だったのでとりあえず八甲田山にはならなそう。
実際のトラップ一家はまたちょっと複雑な状況で(経済的に)歌っていたらしいし、実際にはイタリアに汽車で亡命したらしいwww
トラップさんはナチに反対する聡明な市民だったのですね~的なアレがやばくてオーストリアではそんなに人気じゃないらしいw


ナチスドイツがヨーロッパに残した傷跡の深さみたいなモノを垣間見るなぁ。私にはとうてい理解できないのだろうけど。


学生時代にエーデルワイスをドイツ語で歌わされたなぁ、とかぼんやり思い出した。歌詞は全く思い出せないけどw
この映画見てたらもうちょっとまじめに歌おうと思えたかもなぁ、なんて。
小学生の時にはリコーダーで吹いたよね~。