スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

No.1418 3月のライオン(前編)

原作が漫画で将棋モノってくらいしか知らない状態で視聴。
神木君、まだ高校生役やるんだ!! と言う感想w 染谷君はやたら目力のある表情が不自然なデブだったな。特殊メイク? さっぱりわかりませんでしたw まだ寄生獣のイメージだからねwww

www.3lion-movie.com

えーとなんだろ。原作はどうか知らないけど、映画は「母」「弟」の存在感がなかったなぁ。主人公は家族を交通事故で失ってるし養母(義母)はチラッとしか出てこなかったし、主人公が出会う女の子達の母も他界してる。越えるべき「父」の物語なのだろうか?
その割には「姉」(有村架純)が異様に目立って絡んでくる感じなんだよなぁ。父の道楽(と言って良いのかわからないが)に翻弄され、崩壊した家庭の象徴が姉なんだろうか。


作中で主人公の養父(プロ棋士)は実子(姉弟)に比べて、主人公のほうに将棋の才能があるのをみて、「将棋以外の人生もある」と実子たちを将棋界(?)から遠ざける。それに実子たちは当然傷つく。
で、主人公には勝てなくても「女子」と言うだけで「姉」のほうが「将棋以外の人生」が実際にたくさんあると思うのね。
父を越える息子の物語であるなら「弟」のほうがクローズアップされそうなもんである。父を越えることがわかりやすいのは同じ職業について父以上の成果を出すことだから。
コレは姉のほうが主人公とは別枠で「女流棋士」目指せる布石だろうか?


なんか主人公は「ねーさん」って割と義姉を心配してる感じだったし、有村(違)も弟に妙にべたっとしたりするのだけど、出てくる過去エピソードがどれも酷くて、よくそんな感情でいられるなぁっと感心したw 小さいときの適応能力の高さがリアル(;´Д`)


将棋のルールとか定跡の解説とかされたらだるい感じになったと思うけど、将棋はドラマのスパイスであって程よい感じだった。


「親がくれてる愛が自分が欲しい愛じゃない」問題ってのは、まぁいつでもどこでも誰にでも起こる問題だと思うので共感しやすいよねw
自分の年であれば、本来「子供が望む形で愛を与えられない」問題について悩むところなんだろうな。そこについては想像だけで生きていくしかない。


あと、家に帰らないで不倫してる(?)義姉が「カード止められた」って言ってるので、なんか、「他人が支払うカードを持つ人」ってのがいるんだなぁと。家族カードとか? 私の知らない世界だなぁ。そもそも20過ぎてから誰かの扶養に入ったこともないしな・・・たぶんw


想像がつかなすぎてうらやましいのか何なのかもよくわからない感情が沸いてくる。驚きと好奇心みたいな。
自分が使ったお金他人が払うの気持ち悪くない? って思っちゃうけど、専業主婦だとそうなるか。
現金かカードかってのはあるだろうけど。罪悪感越えたら快適そうだなぁ~。
いいなぁ。働きたくないなぁ~。←結局うらやましいw


うちは自営業だったから脳内母を否定しないために、むしろ肯定するために、そういう事象への「違和感」が、どんなに考えても消えないのだろうな。専業主婦に育てられていたら、子供がいるのに働くことに「違和感」を抱いてしまっていたに違いない。


みんなベーシックインカムで6億くらい、もらえればいいのにね。


あれ、「3月のライオン」どこいったwwww