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バツイチ40代女の日記です

No.2506 パターソン

ニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手のパターソン。朝起きると妻ローラにキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬マービンと散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む。単調な毎日に見えるが、詩人でもある彼の目にはありふれた日常のすべてが美しく見え、周囲の人々との交流はかけがえのない時間だ。そんな彼が過ごす7日間を、ジャームッシュ監督ならではの絶妙な間と飄々とした語り口で描く。「ミステリー・トレイン」でもジャームッシュ監督と組んだ永瀬正敏が、作品のラストでパターソンと出会う日本人詩人役を演じた。

パターソン : 作品情報 - 映画.com

ネタバレします


うーむ。何で評価が高いのかがよくわからなかったwww
映像は綺麗だった。音楽も何か起こりそうでドキドキさせられた。でも、そんなことお構いなしにパターソンの時計はくるくるとよく回るのだ。
韻を踏まない詩が好きだとか言っていたけど、朗読されていた詩の印象はどうだったんだろう。字幕を追うのに必死で音まで感じられなかったなぁ。

秘密のノートに詩をしたためていく日々。そして犬の暴走。喪失感の演出とかはいいと思うんだけど、いかんせん、何もなさ過ぎるwww
日常を愛する人にはいい映画なのかも。

最後にいかにも日本人な人が出てきて、会釈の仕方とか、「エクスキューズミー」から話す感じとか「アーハー」って笑い方(?)がいかにも日本人で笑った。そやね、僕ら英語はそうやって習ったからねw でも、最後のアーハーは余計じゃね?
出てくる詩人の名前とかはさっぱりわからなんだ。

詩の翻訳はレインコートを着てシャワーを浴びるようなものだ、とその日本人は言うんだが、僕はずっと、この映画を見ている間、レインコートを着てシャワーを浴び続けていたんだと思うwww

そうして謎の日本人ポエットが、失われたノートの変わりに新しいノートを与えて去るってのはなんかよかった。
バスの運転手の妻が働きもせずに自分の夢を追いかけて居られるのがアメリカの豊かさだなぁと思った。

僕はもうちょっとわかりやすい映画じゃないと楽しめないですぅ(;´Д`)
マルセイはこういうの好きなんだって。