スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

僕がいるんだ君もいるんだ

今週のお題「わたしの好きな歌」
『田園』からタイトルを取りつつご紹介したいのは『いつもそこに君がいた』ですw みっちーじゃないの!? という突っ込み歓迎ですw

高専の国語の授業で「好きな歌を薦める文章を書け」と言われて、なーんも書けなかったなぁ~という思いがあったのでここリベンジです。

詩、歌声、曲 すべてがすごく、ノスタルジックな気分にさせてくれる名曲だと思うのですがいかがでしょうか

LAZY LOU'S BOOGIE レイジールーズブギー いつもそこに君がいた

www.kasi-time.com


風景描写から始まります。

終わりの鐘がなって君が席を立つ

学生時代に抱えた・・・抱えてもなかったかもしれない小さな恋心を思い出すのではないでしょうか。
いつも目に付く人。そばにいる人。気づけば目にしてる人。

でも、いきなり切ない展開になります

僕の側で君は違う恋に魅かれて思わず 僕は足をすくめてしまったね

あるあるだと思います。あるあるでしょ?
ここから「君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた」的ストーリーもあり得るのでしょう・・・ってそれ別の歌やw


ラクガキストの皆様におかれてはサビでぐっと心を持っていかれるのではないでしょうか。

ページをめくるといつも そこに 君がいた
ノートの落書きいつも そこに 君がいた

ちなみに私はノートに目玉ばかり書いていました(爆)

2番ではいきなり懐かしがってます。ページをめくる手は同じなのに目線はアルバム、心は回想。
淡い恋の結末も君が魅かれた恋もすべて過去のこと。詮無い事。

過ぎゆく時の中であの時の仲間は 今何を語ってるだろう

もはや連絡すら取ってないようなのがリアルだ。

十代後半の嵐のような人間関係の中で、どこかすべて過ぎ去った後にゆっくり振り返るようなこの曲に一種の憧れがあったように思う。
「僕」はほぼ略されていて唯一「僕は」が出てくるのは足をすくめてしまっているところ。そして、主題が「君がいた」。
ちょっと自意識が薄い感じがする。自意識過剰な私が憧れるのはそういうところかもしれない。

高専で彼氏できて浮かれてたときにこの歌を人に薦めたいと思ってた私はどこかで、すべての関係のはかなさを感じていたのかもしれないなぁ。


でも、ページをめくると、やっぱりいつも君がいるんです。もうノートはないけど心のノートに君がいるんです。