スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

KINGDOM

んー、面白いっちゃー面白いんだけど・・・。漫画でもギリギリ許される表現が実写だとどうしても「ありえなさ過ぎて」白けてしまう感じがずーっとありました。あと、漫画でじっくり時間かけてみたものと(漫画読んでないけど)2時間くらいで見るモノで理解度が違うという感じがあります。シン、ヒョウ、セイ当たりの名前がごっちゃになりやすい感じ。(顔が識別できないので・・・w)

シンとヒョウという仲の良い奴隷仲間でいつかは天下の将軍目指そうぜなんて言いながら剣のけいこをしていたらヒョウだけが将軍に引き取られてシンはひとりぼっち。
ある日、血まみれのヒョウが帰ってきて息絶える。託された地図の場所に行くとヒョウそっくりの男がいて・・・。
的な始まりで、ヒョウは王様にそっくりだったので影武者にされて殺されたと知って怒りまくるシン。

最初にヒョウを殺した刺客と戦うときもそうなんだけど「ギリギリ逆転できるライン」って漫画は緩くなりがちじゃないですか。瀕死の状態から言葉一つで逆転とか。それ実写でやられると、イヤ今おまえたぶん骨何本か折れて内臓にもダメージ有ってそのままでも死ぬぜ、的に見える状態からの逆転劇で「ないわーwwwww」と笑ってしまう方向の面白さになっちゃうんですよね。
強敵と戦い追い詰められ、倒して成長する、って漫画で時間かけてみる気持ちのいい成長譚も失笑になってしまう(;´Д`)

またこの言葉一つってのが「ヒョウのことを想え」とか「夢のために生きる」とかで、少年漫画なら適切なんでしょうが、観てて「青くせーことぬかしてんじゃねーぞ、ガキが!!」と敵側っぽい思いを抱いてしまうw 中年には厳しい。
山崎賢人の印象が「まれ」で最悪のまま止まってるせいもあるかもしれません。ヒョウの吉沢亮は「なつぞら」のテンヨウ君のイメージで割とよいw

あと、長澤まさみの無双も笑ってしまった。大沢たかおのキモちゃんぶりとかも必見です。橋本環奈さんはかわいいキャラでした。(顔はわからんがw)

面白かったです。