スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

作品見ないで書いちゃうアレ

あたりの人間関係がすごく興味ある・・・と思いつつ読んでない(´;ω;`)ウッ…

ファンの方、すみません。ウィキペディア情報と妄想だけで書き綴る、何の情報もない記事です。

萩尾望都 - Wikipedia
竹宮惠子 - Wikipedia
増山法恵 - Wikipedia

私は兄の影響で少年漫画というかビックリマン的(コロコロコミック的)絵柄から漫画を読んでいるせいか、そもそも先生方の絵があまり・・・。
風と木の詩』も読んだと思うのだけど、私はあまりそっち(耽美系?)に興味がわかなかったので印象が残ってない。『イグアナの娘』『11人いる!』は面白かったと思った記憶は残ってる感じです。

で、なんでこんなに気になるのかなぁって考えると萩尾先生の発言記事などが引っかかっていて、私自身が親との関係を悩んでいた田舎の小娘時代を過ごしていたからなんでしょうかねぇ・・・。きっかけは萩尾先生からだと思います。

萩尾先生も竹宮先生も地方のいいとこのお嬢様で、親に反対されながら漫画描いてる経歴。そして、その二人とある意味運命を共にする増山先生は都会のお嬢様。皆、金に苦労はしてなさげ。
「生活する金に苦労しない」って(少なくとも昭和の)女にとっては物凄く恵まれているわけです。
少女漫画にはあこがれが必要って確か『ひまわりっ健一レジェンド~』(東村アキコ 先生)で言ってたんですが、その憧れを幼少期から「身に付け」ていた3人なのかなぁ、と。

その中で文化資本的なものの恩恵が大きかった順で増山先生、萩尾先生、竹宮先生なのかなぁと推察。増山先生は都会のお嬢様だから情報量が圧倒的に多いだろうし、萩尾先生は記憶力がちょっと特殊みたいだし。
この3人でいたら一番焦ったのが竹宮先生なんじゃないかな。大変だったろうなぁ、と。

そして、増山さんが語る(外からの)情報から、より美しいものを目指して具現化していったのが竹宮先生で、独自路線で自分の世界(内なる情報)を突き詰めたのが萩尾先生なのではないか。
そうだったらいいなぁ~なんて妄想してしまいます。

表現者としての天才二人に触れた増山先生の世界も興味ありますが、ざっとググった感じでは表現よりは批評側の人なのかなぁ? という印象。
3人のそれぞれ違う世界が影響しあった結果、1+1+1が2になった話ですが、この成果物の2は、漫画(あえて少女漫画とは言うまい)の世界をとてつもなく拡張したのではないでしょうか。

増山先生の情報はあまりなく、他二人の自伝(?)に触発されて、何か書いてくださったら面白いのにと思ってしまいます。愛する二人の天才を「くどいくらい熱く紹介し、自分の意見も滔滔と述べるが、あとは勝手に吸収してくれとばかりに他者に何も求めな」いで表現してくれたらファンも喜ぶのでは・・・下世話?

漫画家なんて、どこか子供相手の適当な商売で、契約書一つまともに書かないで酷い過酷な状況に追い込まれ、「好きなことして食っていけていいね」なんて妬まれる。そういう時代が長いこと続きました。
これから表現する場はネットとなり、そのすべが動画コンテンツなども増えて、表現する側への参入障壁(?)がぐんぐん低くなります。低年齢での作品発表も高齢者の作品発表も増え続けるでしょう。
こういう潤滑油*1のような立場の人がもっと必要になるでしょう。その才能がもっと注目されて評価されてもいいと思います。

とはいえ、実際消費者としてみると、作成者から上前撥ねてるようにもみえて、このポジションなけりゃもっと安く買えるんじゃね!? と思いがちです(-_-;) 原稿なくす編集者とかいらんやろ・・・とかw
言語やITや演出などなど、いろんなプロが簡単に連携して面白い安価なコンテンツがどんどん生み出される未来だといいですね。

マイブクマ:萩尾

*1:増山先生は外部と竹宮先生の潤滑油というよりは竹宮先生の表現への潤滑油だった感じ?