スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

文豪の怪談「霊」

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図書館で借りたシリーズ。
豪華豪華。

星新一「あれ」:不思議系。好き
倉橋由美子「霊魂」:きれいな文章だけどいまいち乗り切れない。上品すぎた。
岡本綺堂「木曾の旅人」:生きてる人間が怖い系
室生犀星「後の日の童子」:子が夭折してしまった後に書いていた物語と思うと悲しい
水木しげる「ノツゴ」:さすが。好きw ケケケの毛太郎ってwwwww
三浦哲郎「お菊」:王道。タクシーとか車とかエレベーターとか空間切り取って移動するものは異界に接しやすいのかも。
久生十蘭「黄泉から」:インテリクズ男。男って自分の外道っぷりをロマンチックに語るの好きよね(主語・・・
謡曲「松蟲」は難しかった。現代語訳読んでもちょっとピンとこなかった。

ジュニアセレクションなのでいろんな脚注が入っててありがたい。
「だれかにとりつく やはり霊となって取り憑いていたのである!」みたいな説明があってちょっと面白かったw

後、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』借りたけど前に読んでた。まるで記憶にないがw なんかそんな気はしたんだが借りてしまった(;´Д`)
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