スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

生まれてきてごめんなさいのトラウマ

友達だと思っていた人間に人前で
「エルベさん、業務時間ポンコツで驚いた」
というようなことを言われたのだった。

それがトリガーになって私はやたら涙が出るようになってしまい、職場で泣いてしまい、今もそれを思い返して泣いている。
なんかこれ、別の何かに繋がってる感じがするので考えていた。

幼少期、私は実家で主に母と兄から「ポンコツ」(無能者)扱いだったなぁ、と。
実際に無能だったんだけどさ。子供の頃だから、まぁそこはさw
無能であることを許されて愛されていたのが何歳までだったんだろう?
許されていなかったよなぁ・・・。母にはいつも怒られていた気がする。*1

無能なのに生まれてきてごめんなさい、生きてるだけで迷惑でごめんなさいってのが、あたしの人生の根底に流れてる。

母は私が家事の助力となることを望んで期待していた。
私はそっちの能力は皆無だった。

母は全くそんなこと望んでなかったと思うのだが、「頭が良い」というレッテルを小学校で手に入れた。
このラベルが私と「先生」という外部の世界の大人を繋いでくれた。
先生は私を無能とはみなさなかった。だから私は自分が無能である現実から目を逸らせた。

高専の頃はポンコツ度高かったけど今みたいに恋愛に逃げて、「高専」の希少感でなんとか自身を保たせた。
あと10歳くらい年の離れた弟が居たのでめっちゃ面倒見ることで母からの評価が「無能」→「弟の面倒だけはみる」に上昇してた。
ここで私はパソコンという武器を手に入れた。

そこからはパソコンが私と外部を繋いでくれた。
社会人生活の私は周囲から浮いてるけど「パソコンがわかる人だから」って感じで許されてきたんだと思う。
許されてなかったとしても、私が私を許した。
あと派遣という立場もそれを助けてくれていたのかなぁ。
正社員になって「基礎動作ができてない」「社会人として常識がない」みたいなことは何度か言われてきた。
それでも無能な訳では無い、と自分を騙しながら生きてきた。

そうこうして誤魔化した結果、今、業務時間ずっと観てるわけでもない第三者ポンコツの烙印を押されるにいたるわけだ。

私は無能でそこから目をそらし
自分が無能であることを人様から教えられるために
じたばた46ねんいきてきました

・・・って、つらすぎんだろwwwwwwwww

そんなわけねーだろ。

この涙は現実を受け入れて白旗上げてる涙じゃないはずだ!!
そんな事言われる筋合いないんだよ!! って私は怒ってるはずだ!!
(他人から見て)無能だと言われたって、それが(他人の)現実だとしたって、それを言わせてしまうほどの迷惑をかけたとしたって、その評価を受け入れる訳にはいかねーよ、俺は。

つらい。涙ばかりでる。自己嫌悪で嫌になるけど、嫌にならない!!(なに?w)
無能な自分を嫌になるためにここまで来たんじゃないんだよ。

生きるだけで必死だったんだよ・・・なんて言い訳も、もう、できない。
普通より良い収入を得ている。そこに対価を捧げなくてはいけない。

できるか? できるさ。まだ、できないだけで。もーちょっとで、できるさ。
欠けた歯車だって回ればそれなりに動くのさ。

どーやってもできないときは、また考えよ。きっと、その時も泣いてるけどwwwww

*1:余談だが、いつも怒られていたから怒られた記憶だけが残ってるのか、怒られたことが(少なくて)インパクト有って記憶に刻まれてるのかってもう検証不可能なのよね